就活は失敗したけれど、「恋愛で幸せになりたい」と夢を見ていた30代独身女子です。
かつて髪はボサボサで吹き出物もたくさんあった「非モテ」で綺麗と言われることは無縁であったアラサー女子であった。
そんな私が結婚に焦ったのは20代前半だった。
彼氏ができたことなどなく、「恋人がいる」状況に憧れていた。
このままだと当時いた職場にも出会いがなかったためまずいと思い街コン・マッチングアプリ・合コンに参加した。
ありとあらゆる場にいくも誰からも相手にされないという事態が起きた。
私の何が悪くてそうさせているのかと分析した。
自分で自分の環境を変える
ダイエット
Mサイズの服がLサイズの服にサイズアップ。このままでは今まで着ていた服が着れなくなってしまうと思いダイエット。
お金がないので自宅で筋トレを始めてみました。
肌荒れ治す
肌荒れをしていて、ニキビ跡がたくさんあった。
ものすごく自分に自信がなくて、男性と顔を合わすのも「こんな私で申し訳ない」と自信がなかった。だからこそ、自分を変えたいと思いまずは肌荒れを治すことにした。
「ブス」と自分で思っていたら気持ちを
下がるまま。
私は変わりたいんだと確信し、
挑戦してみることに。
まずは自分の環境を変える努力をした。
皮膚科に行く
ニキビが気になったので皮膚科にもらいにいった。
毎日塗り続けているとだんだん調子もよくなった。
毎日パック
美容師さんのお肌が卵のようにすべすべで綺麗だったので何を使っているか聞いたところ下記のパックだった。
私も1日10分ほど試してみることに。
30枚ほど入って2000円前後だったので、エステに行くよりは安いと毎日コツコツと積み重ねていった。
すると高校時代の友人に嬉しい一言を言われた
肌すっごい綺麗だね
嬉しかった。
高校生の頃は顔も洗うことすらめんどくさいと思った。
日焼け止めも塗らなかったので、毛穴は開きっぱなしだったのでニキビもあり顔もテカテカ状態であったから。
日焼け止めは毎日塗る
家にいても日焼け止めを塗ることに。
手がべたつかなく塗りやすいものを愛用。
これで、日焼け防止を行いお肌のケアをしている。
韓国コスメに覚醒される
初めて韓国コスメを使ったのが20代の時。
当時、ミシャのファンデーションが出たばっかりの頃だった。
ドラックストアーで1000円くらいで売っており迷わずに購入した。
塗ってみると肌に自然な形で毛穴をカバーしてくれてトーンも1トーン上がり「私ってこんなに変われるんだ」と希望を持った。
それでもやっぱり婚活はうまくいかなかった。
誰からも選ばれない時に読んだ本
婚活をしたら、好きな人ができて、その流れで結婚とトントン拍子で進むかと思っていた。
しかし、婚活を始めて数年経った。
私ってダメな女子なの?と自分で自分を責めたこともあった。
そんな時に読んだ本が下記だった。
愛とためらいの哲学 (PHP新書)
恋愛が上手くいかないことだけではなく、人間関係を築き方などを哲学的に学べてなるほどと感じ少し気持ちが楽になった。
幸せになるために恋愛をしようと自分で選択していたけれどどうなのだろうか。
ふと人生で結婚は私にとっては全てでもないし、結婚=幸せ、安心でもない気がした。
恋愛も含めて人間関係。
人間関係がうまくいかない時、失恋した時など色々な場面で役に立つ本なのでお気に入りだ。
婚活して気付かされたこと
年齢に焦りを感じて失敗
30歳以上になると出会いの数も少なくなり、
厳しくなるという情報を耳にした。
だったら、不美人の私は若さしか取り柄が
ないと感じ24歳で始めた。
マッチングアプリでの体験談
マッチングアプリのプロフィール写真と
違う男性が現れた。
LINEを数回やり取りしていたのにも関わらずなぜ、私は気づかなかったのだろうと後悔。
結婚に焦っていて、彼氏を作ることを目標としていた自分がいたことに気づく。
なので、当然うまくなんかいくはずもなく
これを気に婚活を辞めることに。
結婚は人生の全てじゃない
婚活するまでは結婚=ゴールと思っていた。
しかし、色々な人と出会いながら結婚が自分にとってゴールじゃないということに気づき辞めた。
大切なのは結婚した先であって、結婚という目先にとらわれちゃダメ。
今は色々な生き方があって、一人でも生きやすい時代。あの時の自分にもし声をかけるとしたら
「結婚しなくても今が十分満たされていればいいんじゃないかな」って。
人生生きていればどの道を選んだってあの時こうしていればと後悔することがたたある。
まとめ
相手を変えることは出来ないが自分は変えることができる。
「ブス」と自分で思い込んでいてもどこかで変わるきっかけはくるだろう。
私はそれが婚活だった。
色々な人と出会いながら自分について模索した。
髪を綺麗にすれば、肌を綺麗にすれば、と中身は気にせず外見ばかり気にしていた。
でも、それって婚活に参加している顔だけで判断する男と一緒だった。
幸せな恋愛を夢見て常に答えを探し求めていた。
だけど、これは言える。
今でも正確な答えはないことに。
自分に振り向いてくれなかった男、連絡が途切れた男、振ってきた男、そんな人たちに振り向いて欲しくてたまらなかった20代の私がいた。
数打ちこなしてもよくわからない自分がいた。
そこまでして私は自分の幸せを相手にしてもらうことが人生全てなんだろうか?って。
自分を幸せにするのは他人でもなく自分だ。
そう思うと一人でも生活できる経済力を身につけた方がいい。それにもうこんな痛い思いをしたくないと婚活を辞めた。
婚活を辞めた今はあの頃の私よりも綺麗ではなくないけれど、誰かに好かれる為に必死になる自分はいないので気持ちも楽に。
今思うとあの時必死になっていたけど、追っても振り向いてくれない人よりも自分を大切にしてくれる人といた方がいい。
婚活をしていなければ自分を変えるきっかけにもならなかったので無駄ではなかったと思う。
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