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休職から復帰までの道のり

メンタル日記

うつ病から復職に成功したアラサー女子です。
現在は週5日元気に働いています。

仕事は精神的にきつかったけど、そんな病気と自分には無縁だと思っていたんです。ある日身体に精神的な不調がおきました。

ちょうどコロナ禍で転職し、リモートワークで仕事をしていました。夜も寝れない日々が続き、ストレスで涙が止まらないと異変が起きていましたがいつか治ると思っていたのですが、数ヶ月この状態が続き、いつしか身体が動かなくなり寝たきりに。

病院で「うつ病」と診断され、そこから数か月の間、休職しました。「休んでいい」と言われた瞬間は、身体に絡みついたものが軽くなり、今まで溜まっていたストレスが少しだけなくなりました。だけど、社会と関わりがないことで私は置いていかれるんじゃないかと不安が襲いました。

休職してから身体と心を休めて、今があります。


そんな私でしたが休職はいい充電期間にもなりました。今は心が元気ではないと働けないので、ほどほどに働いています。

休むことは悪いことでもなかったと思います。もし、あの時に休むことを選択していなければ今の私もいません。そんな私が休職から復帰までの道のりを紹介。

休職中の私

何もしない

今まで何かをしていて日頃のストレスなどの憂さ晴らしをしていたのですがそんなことも出来ずにベッドで寝たきり。

「仕事を休んでいい」と言われましたが派遣社員で雇用形態も有給もない。だから働くしかないと思っても出来ない自分が嫌になりました。

朝目覚めると「私今日も生きてるんだ。」って思いながら1日を過ごしていました。

大好きだったテレビも嫌いになり、色々自由がきかなくて「なんで生きてるんだろう」って思うくらい辛かったんです。

しかし、何もしないでただベッドで横になっている日々を乗り越えていくと、大好きな韓国ドラマなどを見れるようになりました。

今まで無理やり休日も予定を入れて休んでいなかったけど本来自分が望んでいたのはこんな日だったのかもしれないと自分を知るきっかけになりました。

お金の不安

休職中に派遣会社から電話がありました。嫌な予感がしたものの出てみると想像していた通りでした。派遣社員の契約も切られて何もない私がいてボロボロと泣きながらただ散歩していたことを今でも思いだします。

あの時は絶望感しかなくて、お金も何もない、この先私どうしたらいいんだろう。そんな不安しかありませんでした。

1人でも生きていけると思ったのですが、雇用も精神状態も不安定。

誰かの力を借りなければいけないと感じながらも家族に支えられながら日々のんびりと過ごしていました。

そして、ようやく医者から「働いてもいい」と言われるようになり、いざ仕事を探してみることにしました。

私がした選択

仕事環境

一人は好きだけど一人は嫌という贅沢な私。誰かとの対面での繋がりを求めていたのでテレワークがない会社を探してみることにしました。
医者からOKサインがでてもどうなるかはわからないので正社員以外の雇用形態を選ぶことにしました。

実家を出る

実家にいると甘えてしまう自分がいたし、親に依存する自分がとても辛かったんです。通勤も2時間くらいかかり座れなく辛かったので出ていくことにしました。

復帰後に嬉しかったこと

電車に乗れる私がいた

今までは人混みにも乗れず電車に乗ると涙が溢れてきました。だけど、しっかりと休み久しぶりに通勤電車に乗り、電車に乗る人を見て「私も同じなんだ」と思えるようになりました。

まとめ

健康で働けなくなり、改めて心と体の健康が大切だと身に沁みてわかりました。

生きていると毎日お金は出ていく一方だし、「夕飯何にしよう。」とか色々考える自分がいます。

今までは自分で自分を否定していた自分がいました。あともう少し頑張ればと精神論で乗り切ろうとしていましたが出来ないことは出来ないと諦めることに。

エベレストのように高い理想は描き、その自分に追いつこうと頑張っていました。だけど、そんなに理想を描いても追いつかないものだと悟るように。

自分が自分でいるためには未来じゃなくて今ある自分を受け入れることから始めてみると少し前を向いて生きていけます。

思い通りに描いた未来や人生じゃなくてもどうにかなるもの。
自分に起こった試練や苦労は自分にチャンスを与えてくれるものだと今なら前向きに捉えることができます。

どんな未来でもきっとゆっくりと今を見ていれば美味しい料理など小さな感動が沢山ある。
失敗しても歩いていればいつかは軌道修正されるので、あるがままに生活をしている。

私はきっと大丈夫

そんなことを思いながら今日も1日終えました。

眠れない夜に


眠れぬ夜はケーキを焼いて (コミックエッセイ)

理由はわからないけれど不安で夜が眠れないことがありました。
そんな時に出会った本がこれ。

優しい絵や美味しそうな料理に癒され見えない不安を吹き飛ばしていました。

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